コミュニケーションロボット「なでなでワンちゃん」を、 川崎市(かわさき基準)が福祉製品として認証

トレンドマスター株式会社(代表取締役 中田敦/以下、トレンドマスター)が展開するペット型コミュニケーション・ロボットの新商品、本物の犬の声で、撫でると鳴く、呼ぶと答える「なでなでワンちゃん」が、平成28年度かわさき基準福祉製品に認証された。主力商品の「ねでなでねこちゃん」は平成26年度かわさき基準に認証されているが、犬好きの方々の要望に応え、新たに開発・発売された。2017年3月23日に川崎市が主催する、ウェルフェアイノベーションフォーラム2017(於:川崎市産業振興会館)において認証発表会が開催される。

「なでなでワンちゃん」(希望小売価格各7,538円/税込)は、スマートフォンのパネルに活用されている静電センサーを頭、背中・尻尾の3か所に配置、今までのスイッチとは違い、撫でると触るの違いを感知して、鳴き声を変える。新たに音センサーも内蔵し、呼べば答える新機能も追加している。犬種は、トイプードル、しば、ミニチュアダックスの3タイプがある。

川崎市では、産業の力で福祉分野の課題を解決するウェルフェアイノベーションを推進しており、そのひとつの柱として、福祉製品のあり方を定めた独自の基準「かわさき基準(KIS)」に基づく製品認証事業を実施し、福祉産業の振興に取り組んでいる。同事業では、今年度 30の優れた福祉製品が認証され、平成20年度からの9年間の累計認証製品数は196に達した。

かわさき基準HP

http://www.city.kawasaki.jp/jigyou/category/79-31-3-0-0-0-0-0-0-0.html

http://www.city.kawasaki.jp/280/page/0000084784.html

左から、トイプードル、しば、ミニチュアダックス

川崎市は、「なでなでワンちゃん」の総合評価結果として、「高齢者が本製品を介して子どもも含め、他者との会話を促進させながら関係を構築する効果も評価できます」、「使う本人が楽しみながら前向きな気持ちを引き出すことができる製品です」、「かわさき基準の理念における『自己決定』『活動能力の活性化』『「利用しやすさ』『ノーマライゼーション』への適応を特に高く評価し、本製品は認証に値するものと判断します」等のコメントを発表している。

 

なでなでワンちゃんの使用イメージ

 

<商品概要>

  • 商品名:「なでなでワンちゃん」 3点  トイプードル・しば・ミニチュアダックス
  • 価 格:各7,678円(税込)
  • セット内容 :なでなでワンちゃん 本体
  • 商品サイズ:W330 × H140 × D220 mm
  • 商品重量:230g
  • 発売日:2016年12月25日(日)
  • 対象年齢:3歳~
  • 取り扱い場所:介護用品店・百貨店玩具売り場・玩具専門店・Web販売・カタログテレビ通信販売・他
  • 年間販売目標:3万個
  • 版権表記:©TRENDMASTER
  • 使用電池:単4アルカリ乾電池×2本使用 (別売り)
  • ホームページ:https://trendmaster.co.jp